think seed’s diary

勉強が面白い!算数教室大阪

勉強の作法

勉強に限らず、運動、音楽、etc. 正しい作法を身につけることは、とても大事なこと。

茶道を習っていた時に「面倒に見えるお点前作法の一つ一つの所作には意味があるのですよ。おもてなしの心、美味しいお茶をお客様に差し上げるための作法なのですよ。」と先生が言われていました。

作法とは…。

・物事を行う方法。決まったやり方。

    決まり。しきたり。

・起居、動作の正しい方式。

・詩歌、小説などのきまった作り方。

   さくほう。

(出典 小学館 この辞書の凡例を見る)

動作の正しい方式、すなわち無駄のない美しい動作ということです。

作法の勉強するのは、勉強を楽しむ、喜びとする、自分の可能性や交流を広げていく、将来自分の目標に到着するためにもとても大切なこと。
自分の所属する場所の中で良い成績をとり、順位を上げていくことや難関中学に合格することだけが目標になってしまうことは残念なことですね。

どんな人でもしっかりと「作法」を学ぶことで勉強の基本を身につけ70点ラインはとれるようになります。
基本的な作法が身に付いているからこそ「ん?何かへんだぞ…。」と難問の中に含まれている虫を発見することができるのです。

でも、勉強を「作法」=「記憶学習」というものだけで終わってしまうと…そこに落とし穴が待っています。
勉強というものは記憶学習と思考力の二本柱が必要です。

記憶学習ばかりの反復練習に頼ると思考力は育たなくなってしまいます。

今この場面では、思考力を伸ばすのか、記憶を訓練するのか、しっかりと仕分けが必要です。

幼児の頃に身につける基本的な作法は意識にならない格納庫にしまわれます。

正しい作法(運筆✏や計算方法、読書等々…)を学べている時はいいのですが、誤った作法を身につけてしまうとミスを連発することになります。
1度身に付いてしまった癖や思い込みを排除し、新しいものを身につけるには相当な努力と摩擦が必要になります。

ですから、出来るだけ幼いうちから正しい作法を身につけられる方法を選ぶことか必要なんです。

最後に…「一期一会」一度きりの出会いを大切にする心。まるで、公開テストでの問題に対する心構えにも通じるものですね。

日本の伝統文化には学べることが沢山ありますね。素晴らしい文化、日本人として大切にしたいと思います。

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