think seed’s diary

勉強が面白い!算数教室大阪

食育も大切

遅ればせながら、2011年に公開された

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を観賞しました。
 
フード・インク」は本国アメリカで大ヒットし、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた作品です。
 
映画では食品が自然の農地ではなく、大企業が占有する「工場」で製造されていく衝撃的な映像が映し出されます。
 
養鶏の場面では、ヒヨコの頭に注射が射たれ。(子ども達は、ナニナニ??と大騒ぎ😅)従来の半分の期間で2倍の大きさに育てられ、あまりの成長の速さに骨がついていけず数歩あるいただけで脚が折れてしまいます。
これこそホントのチキン肌状態~😱
 
本来は人々のために大量の食品を安定して供給する工業化だったはずですが、恩恵や利益を得ることの出来るのは大企業のみで、消費者は高カロリーによる 糖尿病などの病気のリスクが高まり、生命すら脅かしかねない危険な状況になってしまっているわけです。
 
映画の後半ではオーガニック製品や昔ながらの開放型の酪農家、養鶏生産者が救世主のように登場し、ほっと一安心しました🙆🙌
 
日常で食品の安全性は気にしつつ、見て見ぬふりになっていることが多いのではないでしょうか。
手軽さや安さを優先し製造過程はどうでもいいという消費スタイルが進めば食品の安全性は保たれないでしょう。
 
映像に怖がっているよりも、何も知らない、何もしないでいることのほうが、ずっと怖いことなのかも知れません。
 
巨大なシステムに組み込まれ、一握りの力にコントロールされるのではなく、消費者一人ひとりが信頼出来る食品を選択することで、大企業や社会を動かすメッセージになると思います。
 
映画の最後にメッセージが流れました。
その中で心に残ったメッセージ。
 
システムを変えるチャンスが1日に3回ある

家族みんなで料理を作り家族そろって食べる

食前の祈りなら食べ物に捧げよう
私たちとそしてーこの惑星の健康をお守り
下さいと

世界は変えられる-ひと口ずつ

  
教育の現状にもシンクロしている様なことが多く、考えさせてくれる作品です。
 
機会があればぜひご覧になってみて下さい。
 
 今日もお読みくださり ありがとうございます。
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