先取りのは必要?
小学1年生、Sちゃんのレッスン。
レベルチェックテストの後
「余りのあるわり算」に進みました。
カリキュラム作成では、お子さまの個性・才能・目標に応じて必要な設定をします。
先取りをすることのメリットは…。
・学校の授業が知識の再確認、記憶の強化になる。
・映画でも読書でもそうですが、1回目よりも2回目で新たな発見がある?!
・意味を理解した上で授業を受けると不要なストレス軽減される。(ドミナンスフリー)
・ わかる、できる、楽しいという勉強の習慣化(自己肯定感)
・高学年で受験問題や苦手項目に取り組む時間の確保ができる。 等々
デメリット?としては…。
「先取りのしていたはずなのに、結局追い付かれる。」
これは単元が追い付いたという表面的な事で理解の深さと精密度の差は追いついていません。
「子どもに勉強をさせようとすると、喧嘩になり親子の関係が悪くなる。」
そうならないために、幼研鶴田メソッドではママチューター研修システムを設けています。
「集団での遊び時間が減ることで協調性のない子どもに育つ。」
集団で遊ぶことは必要ですが量よりも質です。
「真面目に授業を聞かなくなる。」
先取り学習がというよりも別次元…人間性のお話しです。
しかし、確実に言えることはパターン化された先取り学習では思考力は育ちません。
思考力とは本来、答えのないものを遊びの中から自ら作り出すものです。IQを高めるための暗記学習は、頭の回転が反射的に答えられるように速くなっても思考力のUPにはなりません。
先取りに関しては賛否両論ありますが、目標にたいして必要ないのであればしない、必要であればするということに尽きます。