ビリギャル
小学校4年程度の学力の女学生が、一気に偏差値40を挙げて慶應大学の受験をパスしたという実話を元にした映画『ビリギャル』がサクセスストーリとして大きな話題になりました。
原作となった著書の中でも記載されているそうですが、この映画のモデルとなった「小林さやか」さんの学年ビリは、本当の意味でのビリではなかったそうです。
大手塾の合格実績でも言えることですが、
その情報を元にする母集団を踏まえて考えないと真実は見えてこないものです。
そんなさやかさんの立ち位置を踏まえて…。
彼女が変わるきっかけは高校2年の夏、内部進学も危うい学力だったことを心配した母が「ビリギャル」の著者である坪田氏が経営する学習塾を薦め通い始めたことです。
さやかさんの猛勉強へのやる気スイッチON。
彼女のもつ認識を坪田氏は払拭し大人に対する信頼感、自分への肯定感を築けたというのも大きな要因でしょうが…私の思うに、彼女の右脳ぷりに坪井氏の心理学を駆使したユニークな指導法や作戦が合致した賜物だと思っています。
東大生ノートを使ったら皆が東大に行ける訳でもなく、そのアプローチが万人に通用するとは言い切れません。
個人の特徴を学習プロファイルで分析⇒プログラムの計画⇒実施することが大切です。
年長のT君、わり算に入りました。
お母さんの「え❕もうわり算ですか。」という言葉に「ええわり算ですよ。」と応える私。何だか面白いやりとりです。
体系的に組まれたカリキュラムであれば当たり前のことなんですね。
ストレスなく楽しいレッスンなのでドミナンスの問題はほぼありません。
あとは、彼の右脳優位な特徴を生かしたアプローチを考えて実施中です。
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