think seed’s diary

勉強が面白い!算数教室大阪

体感学習

寒い日が続きますね。
先日、T君の今年初回のレッスンでした。
「今日は宿題ある?」の問いかけに「ないよ~。」と答えると「ええ~っ・・・。」と少々残念気味。
正直このリアクションにまだ慣れない私です。

というのは、宿題がないことに子ども達が喜ぶリアクションに私が慣れてしまっているからなんでしょうね。

お母さまから「このレッスンは、子どもが学ぶのか、大人が学ぶのかどちらですか?」と質問がありました。
勿論、親子の学びです。子どもだけのレッスンではありません。

大人もレッスンを通して算数の量感を子どもと一緒に体感する必要があると思います。
そして、我が子の真剣に取り組む姿勢や満足感、楽しみを共有することで、学びの素晴らしさが実感できると思います。

T君。一行日記の字体のアセスメントの時「名前、漢字で書けるよ。」とのこと。
「じゃ~かっこよく書いてみようか。」とお願いすると一生懸命書いてくれました。
チョツピリお兄ちゃん的な表情とても素敵。こんな瞬間を見逃してしまうなんてもったいない~。思わずホレボレしてしまいましたよ。

とある塾では、レッスン中は保護者は入室禁止だそうです。その日のポイントは子どもに伝えていらっしゃるそうですが、幼稚園~小学校低学年の子ども達がレッスン中に、先生の話を集中して聞き、自分でポイントを押さえながら覚え、キレイに書き留め、それを次のレッスンまでに理解、復習出来る…そんなスーバーKidsはいるのでしょうか?

いわゆる、センスのいい親御さんなら、レッスンに参加しなくとも内容を見極めて取り組まれるのでしょうね。

そうでない場合は、次のレッスンまで、大事なポイントをぼんやりとしながら進んでしまうのでしょうか?

もしも、ポイントが違っていて異なったことを学習し続けていたらどうするのでしょうか?

私はとても気になります。

子ども達は日々過不足なくサポートしてくれる存在が必要だと思います。

ついつい言ってしまいがちな言葉。
「どうして分からないの?」
どうしてって・・・分からないから分からないのです。

子どもが分かる言葉で過不足なくサポートし、そしてそっと見守る。

これこそ、サポートする大人の役割、責任ではないでしょうか?


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