脳時計
現在から未来、未来から現在、時には停滞することも…。時の流れる方向は人それぞれです。
子ども達が小さい頃「今が一番いい時期ね~🎵」と年配の方からよく言われましたが、その当時はピントきませんでした。
始めての育児の時は分からない😖ことが山盛りで…急な発熱でハラハラしたり、子どもの思いが分からずモヤモヤしたり。
子どものためになる?お稽古を見つけるためにいろいろ体験してみたりと日々気持ちと時間の余裕がなくあくせくしていたように思います。
でも、最近はその言葉の意味?が実感できるんですよね。何をするでもなく、子どもの有り様を見つめて、ゆっくりと流れる時間をもう少し楽しめばよかったと思います。
とは言っても、その時期に大切で必ずしておきたいことがあります。それは、時間の概念と量感を養うということ。
これは幼児期の体験学習によって養われる力です。
毎日規則正しい生活(起床、食事、入浴 etc.)をすることで、時刻という漠然とした目に見えないものを体感していけるのです。時刻が分かり始めたら子どもの中に時間を守るという感覚を身につけていきます。そして、5分であれば何がどのくらいのことが出来るかという時間の量感を身に付けます。
次に時間の枠内に自分がしたいことを納めていく(完結させていく)ことで、限られた時間を工夫する力が養われていくのです。
時間の量感があってこそ時間の見立てをしていく。ゴールから計画的に流れをさかのぼる能力がつくのです。
だらだらと時間を過ごすのではなく時間の枠にしっかり納める。もうちょっと、もうちょっとは厳禁ですよ。
そうそう、挨拶がなかなか出来ないという話をよく聞きますが「おはようございます。」「さようなら。」などの挨拶はコミュニケーションスキルにとどまらず時間のメリハリにも繋がるものなんです。
「やる気スイッチがあったらね~。」とよく聞きますが、挨拶をすることでスイッチングすることも可能になっていくんです。
腹時計ならぬ脳時計を作る。この大切なことは、幼児教室の週1日の60分のレッスンだけで身に付けるには難しいのです。根付くまでは日々しっかりサポートすることが大切。
サポートには3段階。身体的サポート、言語的サポート、視覚的サポートがあって、子どもの状態を見極めながら関わる必要があります。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という格言もありましたね。
幼児の時の成果は見えづらく途中で挫折してしまうことも多いですが、きっとよかった~🎵と思える時がきます。
その日までコツコツ取り組みましょう。
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